芳武茂介コレクション

芳武茂介氏の紹介

【芳武茂介 略歴】

1909年
山形県南陽市に生まれる
1930年
東京美術学校(現 東京藝術大学)工芸金工科に入学
1935年
商工省工芸指導所(のち産業工芸試験場となり、その後製品科学研究所と改称)に勤務
1956年
美術工芸界を去り、デザインによる工芸の再建をめざし日本デザイナークラフトマン協会(現 社団法人日本クラフトデザイン協会)を設立
クラフトデザイン運動を起こす
1961年
産業工芸試験所退官後、デザイン事務所東京クラフトを設立
武蔵野美術大学教授となる
1971年
通商産業省Gマーク商品選定委員となる
73デザイン・イヤー企業運営会設立発起人となる
1974年
財団法人工芸財団より、第1回国井喜太郎賞を受ける
1976年
芸術選奨文部大臣賞を受ける
勲四等旭日小授章を受ける
1981年
武蔵野美術大学名誉教授。財団法人工芸財団理事
享年83歳

芳武茂介デザインコレクション

「鉄皿・鉄鉢」

芳武茂介没後、13回忌にあたる2005年11月に企画された「芳武茂介展」〜近代デザインの実践と産業化の足跡〜の開催を記念し、1954年〜1955年にデザインされた鉄皿・鉄鉢を復刻いたしました。

これらの鉄器は芳武の初めて手がけた山形鋳物のデザインです。一連のデザインは小石を思わせる有機的な形で表現され、高度な鋳物技術を駆使して肉厚を薄く整え、鋳肌の美しさも際立っています。山形鋳物の特長を表す「薄肉美麗」の言葉そのものの作品です。これらは1954年、産業工芸試験所主催の“デザインと技術”展に出品し好評を博した作品です。